【保存版】初めての日本城めぐり!おすすめの城と楽しみ方を紹介
これまでに大河ドラマや歴史本でたくさんの物語に触れてきた方なら、そろそろ「現地で感じる」楽しみ方を始めてみませんか?
実際に歩いてみると、地形の意味や石垣の美しさなど、映像や写真ではわからなかった“リアル”に驚かされるはず。
そして「次はどの城に行こう」と考える時間が、日々の楽しみや生きがいにもつながり、歴史を「知る」だけでなく「感じる」時間が、あなたの旅をもっと深く彩ってくれます。
この記事では、「城めぐりを始めてみたい」という方に向けて、最初の一歩にぴったりな楽しみ方やおすすめスポットをご紹介していきます。
最後まで読んでいただいたらすぐにお城を巡りたくなりますよ。
自己紹介
はじめまして。
もともと歴史が好きで、書籍や大河ドラマで戦国時代に親しんできましたが、今回の記事をきっかけに、実際に足を運んで、更なる「城めぐり」を始めることにしました。
同世代の皆さんにとっても、学びながら楽しめる趣味としての城めぐりの魅力を一緒に見つけていければと思い、記事を綴っています。
よろしくお願いします!
【筆者プロフィール詳細】
現在、関西地方在住、出身は山陰地方の59歳会社員兼中小企業診断士です。
一番最初に読んだ歴史書は、ベタですが司馬遼太郎氏の幕末ものなどから戦国時代を描いた作品を読んでいます。月に1冊、15年以上読み続けています。
好きな歴史上の人物は、大谷吉継と豊臣秀長です。来年の大河ドラマは秀長が主役の豊臣兄弟で、大変楽しみにしています。戦国時代がテーマの回は、毎回欠かさず見ています。
今まで訪れた城は30城ぐらいですが、この執筆を機会に新しい城をめぐります。
目次
1.城めぐりの魅力
2.城めぐりの始め方
3.初心者におすすめの城
まとめ
1.城めぐりの魅力
お城を訪れたとき、不思議と心が引き締まり、静かに時代の重みを感じることがあります。それは単なる観光とは違う、歴史に触れる特別な体験です。
実際に城めぐりを始めてみると、かつての人々が生きた「歴史の現場」に立つことで、書物や映像では得られなかった感動を味わえるのです。
たとえば、姫路城に立てば、戦火を免れて江戸初期の姿を今に残す木造建築の迫力に圧倒されます。石垣や櫓のひとつひとつに、当時の知恵や工夫が詰まっており、「よくぞここまで残ってくれた」と思わず感謝したくなるほどです。
また、大阪城では、天下統一を目指した豊臣秀吉のスケールの大きさに圧倒されます。豪壮な石垣や金箔瓦に、ただの建築物ではなく、強いメッセージが込められていることを感じるのです。
城めぐりは、歴史好きな方だけでなく、「自分のペースで学びながら旅を楽しみたい」という大人世代にこそぴったりの趣味です。
年齢を重ねた今だからこそ、歴史の重みや人間模様に共感できる瞬間が増えるのです。 私自身、城に立って風を感じるたびに、自分の人生とも重ね合わせながら深い喜びを味わっています。
2.城めぐりの始め方
外歩きは好きだけど、ただの観光には少し飽きてきた…。そんな方にこそ、「城めぐり」は新しい楽しみ方としておすすめです。
歴史に触れながら、自分のペースで学び、歩き、感じることができるこの趣味は、特に50代・60代の大人世代にとって、充実したスタイルになります。
年齢を重ねた今だからこそ、城に残された歴史の重みや武将たちの人間模様に共感できる瞬間が増えるのです。現地では、案内板やパンフレットを使って建物の構造や背景を学べば、ただ眺めるだけでは見えてこない魅力に気づけるようになります。
さらに、写真を撮ったり、感想をメモしたりして「城ノート」を作れば、自分だけの学びと発見が積み重なるのです。
私自身、城の石垣に触れ、天守から風景を眺めると、自分の人生と歴史とが静かにつながった感覚を感じました。
無理せず、深く、静かに楽しめる「城めぐり」は、大人世代にとって新たな扉を開いてくれる趣味です。
まずは、城めぐりを新たに始める方のために、行き先を決めて実際に訪れる際の簡単チェックリストを作ってみました。
(チェックリスト) 「城めぐりを始めるための3ステップ」
①歴史のテーマを決める(例:徳川家康に関連する城、江戸城、駿府城等)
自分の好きな時代や歴史上の人物に関連する城を選んでみましょう。
現地に行った時の感動が増します!
②初心者向けの城を選ぶ(例:姫路城、松本城)
最初から山城やアクセスの悪い城を選ぶと訪問するだけで大変で楽しめないです!
③歩きやすい服装・靴で出かける
城を訪れると想像しているよりも、かなり歩きます。楽しむためにも歩きやすい服装と靴で出かけましょう!
3.初心者におすすめの城
個人的にですが、特に初心者の方が行くべきおすすめの城を5つ紹介します。
・姫路城
・松本城
・犬山城
・二条城
・熊本城
いずれも保存状態が良く、アクセスもしやすく、歴史や構造の魅力が体感しやすく、どの季節に訪問しても楽しめます。是非、行って下さい。
それでは順番に紹介していきます。
① 姫路城(兵庫県)
日本で最初の世界遺産で、改修工事も終わり、より白さが際立っています。JR姫路駅を降りるとすぐ目の前に現れ、近くを歩くと街全体が城下町だった事を感じられます。
(特徴)
- 世界遺産かつ国宝天守を有する「白鷺城」
- 江戸時代初期の姿が極めてよく残る、現存天守の最高峰
- 曲輪・門・櫓・石垣など、城郭の構造がよくわかる学びの宝庫
- 桜の名所としても知られ、春には華やかな風景を楽しめる
- エレベーター等はないが、展示案内やパンフレットが充実
② 松本城(長野県)
アクセスはしやすいですが、天守閣の階段が狭くて急ですのでお気を付けください。私が訪れた際には、外国人旅行者が多く驚きました。ボランティアガイドさんをはじめとして地元の人にとても愛されていると感じました。
(特徴)
- 国宝五重六階の現存天守を持つ「烏城(からすじょう)」
- 戦国時代の雰囲気が色濃く残り、写真映えも抜群
- 平地に建つためアクセスしやすく、体力的にも安心
- 地元ガイドによる説明が丁寧で初心者にも優しい
- 周辺に温泉地やそば処も多く、旅の楽しみが広がる
③ 犬山城(愛知県)
天守閣の中の階段は急で歩きづらいですが、最上段は外に出て一周回る事ができます。眺望は圧巻です。城の前は城下町で色々なお店がありますので、ゆっくり食べ歩きもできます。
(特徴)
- 最古の現存天守(1537年築)で、国宝に指定
- 木曽川沿いの小高い山上に立ち、眺望は絶景
- 階段はやや急だが、天守からの360度の眺望が圧巻
- 城下町には土産店や甘味処も多く、ゆったり楽しめる
④ 二条城(京都府)
京都市の堀川通という大通りに面しており、地下鉄の駅もすぐそばにあるのでアクセスは抜群です。こちらも外国人旅行客がかなり多いです。大政奉還された場所としても有名です。
(特徴)
- 将軍の権威を示す「迎賓用の城」
- 天守は現存しないが、二の丸御殿(国宝)の障壁画や唐門が見どころ
- 江戸幕府の始まりと終焉の舞台でもあり、歴史の転換点を体感できる
- バリアフリー化が進んでおり、足腰に不安がある方にも安心
- 京都観光と合わせやすい立地も魅力
⑤ 熊本城(熊本県)
熊本地震で大きな被害を受け修復は困難ではとも言われていましたが、多くの方の努力で修復してます。私が訪れたのは地震前(高校2年時、40年以上前)ですので、どのように変わっているか再訪したいと思ってます。石垣の反り具合に当時驚いた記憶があります。
(特徴)
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- 「難攻不落」と称された、加藤清正の名城
- 石垣(武者返し)や堅牢な構造に、実戦的な工夫が光る
- 震災からの復旧が進み、復元天守や展示も充実
- 武将視点の再現CGやAR展示が豊富で、わかりやすく楽しめる
- 城下には桜の馬場 城彩苑など飲食・土産処も併設
まとめ
城めぐりを始める方に、その魅力、始め方、初心者の方におすすめの城を紹介しました。
城めぐりは、歴史を感じ、健康を保ち、旅の新たな目的をもたらしてくれます。
50代・60代の今だからこそ、心に響く出会いが待っていますよ!
まずは気軽に一歩、お近くの気になる城に足を運んでみてください。あなた独自の“城めぐり”が始まります。
私もこれから新たな訪問記を記事にしていきたいと思います。
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